2011年2月16日水曜日

親切な人

家を一歩出ると会う人毎に「アサちゃんは元気?」と聞かれる。アサちゃんが入院してからは聞かれるたびに「元気じゃない」、「入院している」と本当のことを言うようにしている。別にそのことを隠す必要もない。

時には親しい人にTELして入院している状況を話したりする。大概の人は話に対して優しい言葉をかけてくださる。ありがたい。

なかでも昨夜はほんとうに親切なTELを知人からかけてもらった。それは先日アサちゃんのことで悩んだとき参考にさせてもらおうと思ってTELした人からであった。知人はわざわざ「今TV放送をしているよ」と知らせてくれた。すぐにそのチャンネルに合わせ、アサちゃんの長女にも連絡した。

今朝もまた親切な人に出会った。アサちゃんの入院先に出向いたとき自転車を置こうとしたら駐輪場は満杯。ともかく空きを探すため奥のほうに向かっていった。すると係りの人は自転車に近づいてきて、空いているところまで自転車を移動してくれた。仕事とはいえなんと親切な人と感激してしまった。何度も感謝の言葉を述べ、病院の中に入った。

病室に入るとアサちゃんは今日は眠る日なのかよく寝ている。それでも顔と手を熱いタオルで拭いてあげ、手を握ってあげるといつもとは違って強く握り返す。ところが午後アサちゃんの長女が見舞うとぐっすり寝たままで目を開けようとせず、手を握っても全く反応なしだとか。それほどよく寝ていたらしい。

寝たままのアサちゃんを見舞うのはほんとうに寂しい!昨日のあの目を開けた状態と違って今日は寝たままのアサちゃんだ。アサちゃんの長女と談話室で話したあともやはり寝ている。「そんな日もあるよね」とアサちゃんの長女といいながら時間をずらしてそれぞれ病室を後にした。明日のアサちゃんはさてさて・・・。

アサちゃんが入院して以来、やっとヒトの不幸を実感するようになった。ヒトには優しい言葉、親切な行動が一番大切であると知った。そしてそのヒトの置かれている立場を理解することを知った。

この世の中、無縁社会とかいわれてヒトに対しても希薄な関係になっている。そうであってもいざとなればヒトは誰かにすがりつきたくなるもの。ヒトにはほんとうに親切にしたい!

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